2021年8月30日月曜日。
東京の新型コロナ感染者数は1915人と発表され、減少傾向が続いています。
まだまだ落ち着きを取り戻したわけではありませんが、第5波の峠は越えた・・・となって欲しいです。
今回は、この「峠は越えた」を英語で言ってみましょう。
もう峠は来ないで欲しいのが本音です。
「峠は越えた」は、The worst is behind us.
ここで言う「峠を越えた」は、山道を走っていて峠を越える、という文字通りの意味ではなく「危機は脱した」「一番悪い状態からは抜けた」ことを指しています。
なので、「最悪は乗り越えた」という意味で
The worst is behind us.
と言います。
The worst is over.
でも大丈夫!
be behind で、「後ろにある」という意味なので、The worst is behind us. で、最悪な状況はわたし達の後ろにある=乗り越えた、となるのですね。
ちなみに、The worst is behind. とは言いません。behind ○○ と、必ず「何の後ろにあるのか」を付けましょう。
バハインドと発音する人が多い印象です。

ピークを越えたことを ピークアウトとは言いません
日本では、ピークを越えたことを「ピークアウトする」と言うこと、多いですよね。
わたしも今日は「感染者数減ったね。ピークアウトしたかな」と夫と話しました。
ところが、英会話でピークアウトという言葉を使うことはほぼありません。
じゃあ、何というか?
ピークを越えた は、It peaked.
それは、
It peaked. です。それだけ。
または
It peaked at 5,000.
のように、at の次に数字をつけます。
(上記の場合は、5,000で最大だった、という意味です)
わたしは、It peaked. の後に、and dropped. などと、頂点を迎えて落ち込んだ、と付けるものだと思っていました。しかし、この場合はその説明は必要ないとのこと。

その後は必ず落ちるでしょ?
でなければピークじゃないもの。

英語って、シンプルですね。
最悪の状況から脱したことを言いたいなら、
The worst is behind us.
ピークは越えたことを言いたいなら、
It peaked.
○○(数字)がピークだった、と言いたいなら
It peaked at ○○.
と言いましょう。
英会話では、ピークアウト という言葉は使いません。
それでは!!