カナダ留学記 英語勉強法

聴き取れなくても落ち込むな!相手の言ってることはわかるけど話せないんだよねぇの嘘

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聴き取れなくても落ち込むな!相手の言ってることはわかるけど話せないんだよねぇの嘘

英語にまつわる話でよく聞くのは「相手の言ってることはわかるんだけど自分じゃ話せないんだよねぇ」というひと言。

これ、本当によく耳にします。

しかし!!!! TOEIC455点で単身カナダに乗り込んでえらい苦労をしたわたしに言わせると、それはだ!

今回はその嘘に迫っていきたいと思います。

 


いや、相手の言ってることわからないから!!

 

「聴けるけど話せない」と人々が言う理由

英語に関する都市伝説(と、わたしは思っています)、「相手の言ってることはわかるんだけど、自分じゃ話せないんだよねぇ」と口にする人はとても多いです。

わたしが、英語の勉強をしている、またはこれからカナダに行って勉強するんです、と伝えた相手の多くは英語についてこう言っていました。

わたしもカナダに行く前はそう思っていました。話すのはつらいなぁ。でも相手の言うことならわかるもんね♪と。

しかし、それは大嘘でした。その理由はのちほど

多くの人がこう言う理由、今ならわかります。

それは、日本の英語教育が長いこと「読み書きとリスニング」中心で「話す」ことを怠ってきたからです。

「聴けるけど話せない」。この後半部分はわかりますよね。「話せない」。話す訓練をしていないから話せない。あたり前ですよね。

ところが、前半部分の「聴けるけど」に、実は大きな問題があることに気づいていますか?

 

聴けるけど・・・って、聴けないよ?わからないよ?

カナダに着いてからわたしがとにかく苦労したのは、リスニングでした。

自分は「聴けるけど話せない」状態だと信じて疑わなかった価値観が、根底から覆されました。

ネイティブスピーカーが何言ってるのか、さっぱりわからない。これは困った!

語学学校の授業でも、先生の言うことがわからず指示が理解できない。

 

クライメイトが一斉にワークブックに
取りかかっているのを見て
今はワークブックをやるのね、とわかる程度
marigold

 

銀行の担当者に何を訊かれているのかわからない。

ホストマザーとのやり取りに、いちいち混乱しないといけない。

このストレスによって、わたしはみるみるうちに痩せていきました。

カナダのホストファミリー宅に着いた週末は感謝祭ディナーのタイミングで、着いて早々に「親戚みんなが集まる感謝祭ディナー」に連れて行かれました。

翌日は、マザーが独立した子どもとその友達を呼んで自宅でディナーパーティ。

そこで飛び交うネイティブスピーカーの超高速のやり取り。

気が遠くなりました。全然聴き取れないじゃない!

 

聴けるはずがなぜわからないのか

カナダに着いて数週間。どうしてこんなに聴き取れないのか考えてみました。

そして、離日直前まで短期で通っていた英会話学校の先生に、リスニングで苦労していることを伝えてみました。すると、先生からは次のように返ってきました。

英語が聴き取れない理由

・ネイティブスピーカーの話すスピードが速い
・ネイティブスピーカーならではのボキャブラリーを使っている
・なじみのない話題が多い

「自分の知らない言葉を相手がたくさん使うから、わからなくて当たり前」ってことなのですね。なるほど!

 

あれ?じゃあ、どうしてみんな「聴けるけど」って思うんだろう?

 

聴けるのは、好条件がそろっているから

英語をやるぞ!と思ってカナダまで来て毎日必死に勉強してるのに、そんなわたしが聴き取れないのに、どうして日本のみんなは「聴けるけど話せない」って言うんだろう?

話せないのはそうだろうけど、なぜ「聴ける」と思うのか?

それは、次の理由からです。

英語が聴けると思う理由

・相手がゆっくり話してくれている
・相手が簡単なことばを選んでくれている
・推測できる内容について話している

日本人が英語が必要とされるときって、だいたい旅行、知人経由で訪れる会話の機会、など自分につながりがあることが多いですよね?

そして、留学後比較的早い段階で脱出できる「語学学校の先生の英語が聴き取れない状態」も、先生は生徒にわかるように話す傾向があるので、すぐにわかるようになる、というわけですね。

ところが、そんな事情に容赦ないネイティブスピーカーのトークには、ただただ圧倒されて終わります。

 

話せないはずが、話すほうがラク

すると、ある不思議な状態に気づきます。

実は、聴くより話すほうが断然ラクだということ。

これは、話すのは「自分の知ってる単語だけ」で何とかしようとする=話すことは全部自分が理解していることだからです。

でも、聴くのは「自分の知ってる単語以外」が山のように出てくる=わからなくて苦しい、となるわけです。

 

「相手の言ってることはわかるんだけど話せなんだよね」はごくごく限られた状況下で起こることで、たいていは「相手の言ってることはよくわからんが、とりあえず自分の言いたいことは言ってみた」状態になるほうが圧倒的に多いのです。

うまく会話のキャッチボールができているかという点では疑問が残りますが、最初はこうやって話す力が伸びていきます。

 

聴き取れない以上、
自分の言いたいことをしっかり
言えないともっと困るからです
marigold

 

相手の言ってることはわかるけど話せないんだよねぇの嘘 まとめ

それではまとめたいと思います。

 

聴き取れるけど話せないの嘘

・「相手の言ってることはわかるんだけど話せなんだよね」は相手の配慮がある限定的な状況下のみで起こる
・たいていは「相手の言ってることはよくわからんが、とりあえず自分の言いたいことは言ってみた」状態になる
・ネイティブスピーカーは、遠慮が無いため容赦ない

もしも今、リスニングがいまいちで留学先でつらい思いをしている人がいたら、また、なかなかリスニングテストの点が上がらずに苦しんでいる人がいたら、わたしはこうアドバイスします。

「絶対に聴き取れるようになる日が来るから大丈夫!」

留学中なら、3カ月経てば耳に英語が馴染んできます。

 

毎日毎日落ち込んで、
聴き取れるようになるまで3ヵ月」
と書かれた留学ガイドブックのページを
何度読んだことか!
marigold

 

でも、ただ3カ月経つのを待っていても仕方ないですよね。

それまでに少しでもリスニングのトレーニングを進めましょう。

今日5時間やったから、明日から全部聴き取れるようになる!という類のモノではないのですが、トレーニングをやるやらないでは大きな差が出ます。

ただ、聴き取れるようになるまで一定期間かかるので、ムダに落ち込んで時間とマインドを無駄に使わないようにしましょうね。

 

それでは!

 

 

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